LINEとLINE WORKSの比較検討資料(医療・介護現場向け)

項目 LINE(通常) LINE WORKS(無料プラン) LINE WORKS(有料プラン)
目的・対象 個人向けSNS ビジネス向けだが機能制限あり 完全なビジネス用途向け
費用 無料 無料 月額550円/ユーザー~(税抜)
アカウント 個人のLINEアカウント 法人アカウントで管理可 同左(さらに管理機能充実)
セキュリティ 個人情報リスク高い 一定の保護あり IP制限・ログ管理など強力なセキュリティ対策
添付ファイル容量 最大1GB(条件あり) 5GB/全体(容量制限あり) 1ユーザーあたり100GB〜(安心の容量)
トーク履歴の管理 不可 一部可(制限あり) 管理者による全体のトーク履歴管理が可能
既読確認 あり あり あり+詳細ログも可
タスク・カレンダー機能 なし あり(制限あり) 業務用カレンダーやToDoがフル活用可
アカウント一括管理 不可 管理者権限弱い 一元管理、端末制限・ID管理が可能
トークの法的証拠性 弱い 弱め 管理ログあり=証拠性が強い

🔎 補足(会議メモ用)

  • LINE(通常版)は個人向け設計のため、個人情報保護・管理面でのリスクが大きい
  • 無料のLINE WORKSでは添付容量が少なく、すでに上限に達して運用に支障あり
  • 今後オンライン診療の本格化に伴い、やり取りする個人情報量・機密性は増加傾向
  • 有料版LINE WORKSは、法人利用に最適な管理体制・セキュリティ・容量を備えており、特に医療・介護系には安心
  • 月額コストは発生するが、スタッフ1人あたり550円~で安心・安全な体制が手に入る
  • スタッフの入れ替えや退職時も、アカウント移行・削除などが簡単に管理できる

 

📊 LINE WORKS スタンダードプラン(10名利用時)料金シミュレーション

月額プランの場合

利用人数 10名
月額単価(税抜) 550円/人
月額合計(税抜) 5,500円
月額合計(税込) 6,050円
年間合計(税込) 72,600円

参照元:LINE WORKS公式HP

 

年額契約と月額契約の違いなど、料金の支払いについて

1. 年額契約

一年間のサービス利用を前提に、年単位で契約を更新します。
メンバーの単価は年額契約の価格となり、予め設定したライセンスの保有数に応じて利用料金が算出されます。
ライセンスの追加は任意のタイミングで行なえますが、削除は契約更新時のみ可能です。
なお、メンバーの削除はいつでも可能ですが、利用料金には影響しません。
また、途中解約の場合も残期間の料金は請求となりますのでご注意ください。

2. 月額契約

メンバーの単価は月額契約の価格となり、実際にサービス上に登録されているメンバー数に応じて料金が算出されます。
月の途中でサービスを解約した場合には日割り計算となります。
メンバーの追加および削除は、任意のタイミングで行なえます。

※契約条件はお求めのパートナーによって異なる場合があります。

料金の支払い方法

年額または月額契約の算出方法に基づく1ヶ月間の利用料金を、翌月にお支払いただきます。決済はクレジットカードを利用可能です。
その他の決済方法をご希望の場合は、以下の窓口またはパートナー各社へご連絡ください。

 

✅ スタンダードプランで得られる主な機能

  • 1ユーザーあたり 100GBのストレージ容量
  • トーク履歴管理、IP制限、ログ管理などのセキュリティ機能
  • 既読確認、グループ管理、タスク・カレンダー機能
  • 法人管理者によるアカウント一元管理が可能

💡補足

  • 本シミュレーションは「スタンダードプラン」での試算です(最も一般的な法人向けプラン)
  • より安価な「ライトプラン(300円/人)」もありますが、添付容量や機能が限定されます
  • オンライン診療や介護事業所など、個人情報を扱う現場ではスタンダードプラン以上が推奨されます